非常識でスイマセン─
BUMP OF OMEGA
2007/4/2 00:35
高弾性高摩擦
王道中の王道といって差し支えないでしょう。スピード・スピンのバランスが高いレベルで保たれているラバーです。スレイバーやマークV等がその代表格で、これらは長い間卓球界のスタンダードとして君臨しています。
代表的な製品: スレイバーEL, マークV, X's F-1・21, Rapid, etc.
テンション系
エネルギー内蔵型ラバー、スピードグルー効果内蔵ラバー等、メーカーによって呼び方はさまざまですが、従来の高弾性ラバーを上回る弾性を持ち、40mmボール採用以降最もシェアを伸ばしているラバーです。その破壊力はすさまじいものがあります(アテネ五輪を制した柳承敏の強打は記憶に新しいところです)が、制球は容易ではなく、一般的に高価であることからも、ビギナーにはあまり向かないラバーと言えます。
代表的な製品: ブライス, モリスト, XTEND, REVOLUTION C.O.R., tango, etc.
粒高ラバー
表ソフトの粒をより縦長にしたラバーで、「イボ」と呼ぶプレイヤーもいます。具体的には高さ÷直径の値が0.9以上のものが粒高ラバーと定義されます(上限は1.1)。この細長い粒はボールに押されると倒れ、ボールの回転方向を保ったまま返球するという性質を持っています。つまり相手の下回転をつっつけばナックル~上回転となって返り、ドライブはナックル~下回転となって返るという、変則的なラバーということができます。裏ソフトとの組み合わせで球質に変化をつけるカット主戦の選手や、変化攻撃を武器とする前陣攻守の選手に多く愛用されています。
一般的に粒が細く長いラバー(カールP1R, Feint Long II, etc)ほど変化に富み、粒が太く短いラバーほど(カールP3, etc)安定感があるので、プレースタイルに応じて選択するべきでしょう。なお、粒高ラバーには後述する一枚ラバーのようにスポンジが無いタイプも存在します。
アンチラバー
裏ソフトラバーと遠目には同じですが表面に摩擦力は無く、相手の回転をナックルにして返球することができるラバーです。玉持ちを確保するために極めて柔らかいスポンジを使用していることが多く、スピードも相当量殺すことができます。摩擦力・弾性に優れた裏ソフトラバーと組み合わせ、切れたカット・切れないカットを織り交ぜることで真の効果を発揮しますが、ルール改正により両面同色のラバーが禁止されてからはかつてのようなアドバンテージは得られなくなってしまいました。
代表的な製品: スーパー・アンチ, etc.